- 吉田真理
- 2020年12月6日
声にお化粧してみましょう!
と、よく言います。
基本の発声がわかっている方であともう一押し必要な方
自分の朗読に自信がない、とおっしゃっている方々に…
たとえば電話口に出たとき、知っている相手だったりすると、無意識に自然と一段声が高くなり、よそ行きの声といいますか
「あら〜♪こんにちは〜*・.*・゜*・゜゚・*:.。:.。. .。.:*・゜゚・**:.。. .。.:*・゜゚・*。.:*・゜゚」
という感じになりませんか?こころ、気持ちが、ちょっとよそ行きでいよう、相手に失礼のないようにしよう、そんな思いが声に現れているのだと思います。
また高齢者施設などでは、メイク(お化粧)を施すことで気持ちにプラスの変化が起こり、心理面でのリバビリにも役立つそうです。
朗読は、もちろん無理に声を変えたり作ったり、自分以外の何かになって、声色を変えて読む、ということはしません。
しかし、人前でお聞かせするもの、イメージとして「声を装う、声にお化粧する、ちょっと声に魔法をかけてみる、朗読仕様の声をイメージしてみる」というのは有り!だと思います。
- 吉田真理
- 2020年12月6日
④ナラナラナラ・・・
舌の運動
⑤リップロール
飛沫が飛ぶので残念ながら教室では行えませんが、これは非常に有効!日課にすることで声が変わってきます。
⑥変則五十音
あえいうえおあお・・・
お口の形を意識して行います。
⑦仕上げに外郎売りの科白または、北原白秋「五十音」など
朗々と読み上げます。
ここまでで、大体20分ぐらい。読むものがなくても、これだけでも行えば
声は格段に変わります!
以上のように下地を作って、畑を耕してから、読む練習をすれば、さらに実りが期待できます。
- 吉田真理
- 2020年12月6日
鏡を見ながら、お腹周りが使えているか、胸式呼吸になっていないか確認します。
実は、良い朗読をされている方、慣れている方でも、結構この腹式呼吸、できていない方もいらっしゃいます。
着衣が、呼吸の度に動くようでは×
襟元、肩のあたり、胸より上の部分がいちいち動いている場合は、胸にも息が入ってしまっています。着衣は微動だにしないのが原則です。
②ハミング→ロングトーン→お〜〜〜い!
力を入れずに脱力のまま、段階的に声を出していきます。声帯のウォーミングアップです。
③フェイスストレッチ
たくさん、変顔をしましょう!
自宅でしたら誰にも見られることなくできますね!!
大口を開ける・眉毛、目を動かせるだけ動かす・鼻の穴を広げる・鼻の下を伸ばす・歯茎を思いっきり見せてみる、顔をクシャクシャにする等々。表情筋はふだんは限られている部分しか使われていません。
能面朗読にならないように、ストレッチしましょう。