top of page
  • 執筆者の写真: 吉田真理
    吉田真理
  • 2022年12月28日

自宅での練習方法(今流行りの宅トレならぬ)「宅練」です!

クリスマスも終わり、年末年始の準備に大忙し。

すき間時間にできる練習方法をご紹介します。



・首、肩のストレッチ、全身のストレッチなど


・顔のマッサージ【思いっきり変顔、顔の筋肉を解す、手でマッサージ、お口の中で舌を歯を舐めるようにグルグル一回転、二回転…

歯ぐきをニィーッと ( ˙罒˙)ニー(¯罒¯)イー】


・舌の運動【舌をべェーと下に向けて引っ張る、左右それぞれに、上に、鼻を触りにいく感じで、それぞれ10秒キープ】


・いつもの呼吸発声、滑舌練習15~20分足らずです。日課として行いましょう


・外郎売1枚め~3枚めのうち、1枚だけでもいいので、【完璧に仕上げる】売り口上として


・作品の練習、原稿1枚につき5回読みこむ


がんばりましょう‼️



冬にまつわる読みもの、現代もの、文学作品いろいろ思いつくままに挙げてみました。

お教室の皆さまは、もう十分にご存知の作品ばかりかもしれません。

また、皆さまからご提示くださった作品も、勝手ながら取り上げさせて頂きました(..)

お許しを🍀*゜


雪のひとひら…ポール・ギャリコ

賢者の贈りもの…オー・ヘンリー

クリスマスの贈物…竹久夢二

その夜、ぼくは奇跡を祈った…田口ランディ

手ぶくろを買いに…新美南吉

ある冬の晩のこと…小川未明

雪の夜の話…太宰治

冬が来た…高村光太郎

うちの雑煮…杉本苑子

朱塗りの三段重…江國香織

ごまめ…重松清

仕事始め…赤川二郎

十六桜…小泉八雲

蜜柑…芥川龍之介

夜の雪…藤沢周平

雪明かり…藤沢周平

うた時計…新美南吉

ゆきひらの話…安房直子

先日、自分が上手くなってるのか?ちゃんと読めてるのか、よく分からない…

というご質問?を頂きました。


①練習の時、録音機でも、スマホの録音機能を使ってでも、自分の声を録音して聞いてみます。一先ず、5~6行の文章で。

②再生して聞くときは、なるべく原稿は見ません。目を閉じて、集中して録音を聞きます。

③1回目聞いてみて「こりゃダメだ!」と思ったらもう一度同じように録音→再生します。


聞いてみて、2回目は1回目と比べてどうでしたか?

何か違いがありましたか?


・声が大きくなった!

・滑舌が上手くなった気がする!

・さっきより、ちょっとだけ抑揚がついた♪

……など何か発見があるはずです。

ぜひ発見をしてください!

謙遜せずに、少しでも良かった点を探すのです。


良い発見→さっきより上手くなっている。ちゃんと読めている。


悪い発見、ダメな発見→即直しましょう。何度も読み直して、あーでもない、こーでもない、思いながら、何度も。

「…あ!良いんじゃない!?」と思うまで、読んでみます。


発見するのは、自分の耳です。

良い発見、悪い発見、全て自分の耳で発見します。どんな些細な音も見逃さずに聞く。繰り返していくうちに、耳もきたえられるはずです。


良い耳を持つかどうか、微妙な音が聞き分けられるかどうかが上手くなるカギの一つでもあります。


(教室で、片方の耳が良くないので…と仰られる方が幾人かいますが、両方の耳が聞こえなくてはだめということではありません。片方でも、普通に聞こえていれば大丈夫です!)


まず、録音→再生

なんでもいいから、発見!です。

自分の感性を信じましょう。


© 2019吉田真理

bottom of page