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  • 執筆者の写真: 吉田真理
    吉田真理
  • 2023年5月5日

↑↑船宿。電球は、魚油→イワシをしぼった油やなたね油で灯していたのだそうです。右の画像は↑↑井戸。

当時の深川の江戸町民は、東京湾からの水を使っていたそうです。つまり海水が入ってしまっています。当時はろ過する技術がまだまだで、ここでは、洗い物、洗濯に使っていたそう。ここで、奥さん方の女子会が始まるとか…♪


では、真水はどうするのかというと、家康が飲用水を確保するために、玉川上水、神田上水がつくられ、それを汲んできたものを買っていたそうです

(当時の深川の町民たち)。



当時の女性の身長は145cm、男性は155cm程だったらしいです。


藤沢周平の夜の雪の「おしづ」

うぐいすの「お六」や「おすぎ」や「勝蔵」もそのぐらいの背格好だったのかな・・・と思いを馳せる。


柏田道夫 作 武士の料理帖の「てんぷら」に出てくるてんぷら屋さんも、①で記したようなこんな感じのファストフードだったんだな・・・と想像する。


当時のこの地の人々も、水を買っていたとは!

驚きでした!!


以上、ボランティアのガイドさんから教えていただきました。


~当時の江戸の背景や、風景を知ることは、時代ものを朗読するのに役立ちますよ、と勧められました。Sさん、ありがとうございました。皆さまもぜひ!~







  • 執筆者の写真: 吉田真理
    吉田真理
  • 2023年5月5日

教室のSさんに勧められて、江東区深川江戸資料館へ行ってきました。

お目当ては、江戸の町の風景を模した常設展示です。



当時の長屋、一畳1人、狭い中に4人5人と暮らしていたそう。横には煮炊きをするところが。


↑↑

八百屋さんと上の画像はそのオフィス。↑↑長屋の様子と、子ども用の小さい草履。



てんぷら、お稲荷さんの出店。

今で言うファストフード、マック🍔 🍟なのだそうです!

てんぷら一串、100円ぐらいだそうです。

江戸の町には単身者が64%いたそうで、いなり寿司、蕎麦、てんぷらなどのファストフードは彼らの胃袋にとってはなくてはならないものでした。



ここは厠、トイレ。外にあって共同だそう。まる見えですね。


……つづく

今日は午前中、教室でした。

おもしろい表現に出会いました。


「Kさんの朗読はいいわ♪ 私なんか、よちよちした朗読だもの…」と、Sさんが言いました。


ん?よちよちした朗読?!

朗読がよちよち、ヨタヨタしてる?


日ごろ、「朗読や読み方に関してどうお伝えしたら伝わるか、分かりやすいか」考えている私にとっては、「朗読がよちよちしてる」は、なんだかとても衝撃的な表現でした。


〜ヨチヨチした朗読〜

読み方が定まっていない。キラリと光る良いところもあるが、そうじゃないところもある。読む度に違いが生じる。安定していない。頼りない


じゃあその逆は???


…勝手に、「体幹の感じる朗読」かなと思っています。


・声に芯がある

・声がふらつかない

・何度読んでも同じ表現で読める

・安定している

・声、表現が太い幹のごとく感じる


……ヨチヨチよたよたは、誰でも最初に通るもの、新しい作品に出会う度に、誰でも始めはヨチヨチふらふら…です。これはベテラン、入門の方関係なく。新しい作品には皆戸惑います。ではそこから脱却し、安定させるには……読み込むしかないですよね^_−☆


ぜ~んぶ一度に読み込もうとせず、5~6行ぐらいずつ区切って、またはシーンごとに。

読み間違えたり噛んだりしなくなるまで読む!何度もそうやって固まったら次に進む……。

そうやって少し進んだら、こんどは始めからそこまで通してみる。良ければ次に進む。。そんな感じでしょうか。


私も今、「手袋を買いに」を練習しています。母さん狐の台詞が固まらず苦労しています。

お母さんのやさしさ、あったかさと

過去のトラウマ、恐ろしい、恐い、不安を、どのくらいミックスさせていくか、ヨチヨチふらふらです。


今日もまた、練習します!


今日の教室、作品

📖糸車

📖鼻




© 2019吉田真理

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