前回、音読は健康に良いということを書きました。健康に良い、ということは健康寿命をのばすことにもつながります。
…では朗読は?
もちろん良いに決まっています!
音読と朗読を改めて考えてみますと
音読⇒書かれた文章を、声を出して読むこと
朗読⇒人に聞かせるために、文章を、声に出して読むこと
となります。ただ単にに声に出して読むだけでなく、朗読では人に聞いて頂くために
より大きな声で
滑舌良く
風景、情景が浮かんでくるような読み方
喜怒哀楽の表現が求められます。
考えなくてはいけないことがたくさんあって、それを同時にこなさなくてはいけないのですね!
マスク生活も徐々に解除されて、朗読者は頭のてっぺんからつま先まで見られています。
立ち姿、読み姿、姿勢にも注意が必要です。
台本を持つ手や腕がプルプル震えないように、筋トレも意識しなくてはいけないかもしれませんね。
無表情では伝わらないので、表情筋も鍛えましょう。
朗読は音読以上に頭を使い、気を使い、体力を使います。
健康寿命をのばすためにもがんばりましょう(^^)
ここ最近、身体の調子が良くないわ…というお声を聞く機会が多くなりました。
腰や膝の不調、貧血気味だったり、、、
風邪ぎみの方、、、
気候も不安定ですしね。。
適度なストレッチ、食事、睡眠…と、身体に良いと思うことは、皆さまされているかと思いますが、
皆さま(私自身もですが)、どうぞお大事になさってくださいませm(__)m
さて、朗読は健康に良い・・・といわれていますが、何故ゆえに良いのか、振り返ってみたいと思います。
声を出す、音読は脳の血流を増やすということは科学的に実証済みです。
また、精神的にも、気持ちが落ち着いてきます。
これは、気持ちを落ち着かせる作用があるセロトニン(神経伝達物質、幸せホルモンとも言われています!)が、音読をすることで多く分泌されるためです。 音読を習慣にすることで、安定した精神状態を導くだけでなく認知症やうつの予防にも効果が期待できます。
お一人で暮らしている方など、日中あまり喋らないという方も、会話が少なくなると、ものを噛んだり、飲み込んだりする力、口腔機能の低下にもつながります。音読をすると唇や舌をよく動かすので、継続すると、口の機能の改善や、食事や会話を楽しむ余裕が生まれることが期待できます。口腔機能の低下は誤えん性肺炎にもつながるため声を出して読む「音読」は口腔機能の改善につながることが期待できます。
私たちは食物を口のなかで噛み砕く→舌を使って口の奥に送り込む→ 嚥下する、といった流れで食事をします。このとき、口の奥の天井の部分(軟口蓋)が鼻腔を塞ぎ、気管のふたである喉頭蓋が閉じます。これによって口のなかのものが気管や鼻に入り込むことなく、食道から胃へと送り込まれるのです。 しかし、この「ふた」がきちんと閉じてくれないと、嚥下障害、誤嚥性肺炎につながります。
そうならないためにも、声を出し、喉、声帯周辺の筋肉を鍛えることは重要です。
誤嚥を防ぐ発声練習
いつも教室で行っている発声練習プラス
閉じた口を開けて発音する「パ」
舌で上あごを押す「タ」
のどの奥に力を入れる「カ」
舌で上あごを押す「ラ」
を五~六回繰り返す。
お口のパタカラ体操
試してみてください!
やりたいことが出来る、行きたいところに行ける、朗読を通して自己実現ができる!
その一助になれば幸いです。
先日、ある「よみカル」のお教室で、読みがものすごく変わった方がいらして😊⤴︎
でもその方は、元々お声も通って滑舌も良く上手く読まれる方だったのですが、さらに、音や言葉の表情〜〜〜人の顔が一人ひとり違うように〜〜〜いろいろな表情、いろいろな顔をした音声表現をされるようになって…
お聞きしてみると、練習するとき録音してみたそうです!
録音して、客観的に聞く、確認する!
とても大事です(^^)
皆さまも試してみてください📖