top of page
検索
執筆者の写真吉田真理

★☆重陽の節句

9月9日は、今日は「重陽の節句」です。

これは、平安時代初めに中国から伝わったとされていて、家族の無病息災や子孫繁栄、不老長寿を願い、祝いの宴を開いたことが起源といわれています。

中国では、奇数は縁起の良い「陽の日」とされ、陽の日の最大値である「9」が重なる日を「重陽」と呼び、節句の1つにしたといわれています。

しかしその一方で、陽数が重なると災いが起こりやすく不吉だとも考えられており、よくないことが起きないようにと、邪気を払う風習が根付いたともいわれています。


重陽の節句は「菊」を楽しむ行事

旧暦の9月9日は現在の10月中旬ごろあたり、菊の花が見ごろを迎える時期。中国では、菊は邪気を払う力を持っているとされており、それが日本に伝わり、重陽の節句では菊の花を楽しむ行事となっています。日本では平安時代初めに宮中行事の1つとなり、菊を鑑賞する宴や菊を用いた厄払いが行われていましたが、時代とともに庶民にも広がり江戸時代には五節句の1つとして人々に親しまれる行事になりました。


「重陽の節句」が登場する読みものとして

小泉八雲📖 「守られた約束」があります。

これは上田秋成・著「雨月物語」のなかの「菊花の契り」が元になっています。

教室でも過去に取り上げました。


守られた約束(短編です)または、菊花の契り

ぜひこの季節に✨️

最新記事

すべて表示

★☆過去記事〜

https://yoshidamariroudoku.wixsite.com/mari/post/年齢とともに変化する読み方 私自身も過去の記事を読んで、勉強し直したり、あ…そうかと気持ちを新たにしています。 今回は、山読み、谷読み…でしたが、...

★☆過去記事より〜朗読で大切なこと

https://yoshidamariroudoku.wixsite.com/mari/post/朗読で一番重要なことのひとつ 2019年に記した記事です。なかなか掘り起こしての閲覧は大変なので、以前の記事を上げなおしました。...

★☆聞く練習 昨日の続き

https://yoshidamariroudoku.wixsite.com/mari/post/_聞く練習-1 私も集中力がある方とはいえません。 しかし、一旦惹き込まれると、1時間でも、1時間半でも、時空を飛び超える話でも、ずっと聞いていられます。最近もそのような経験を...

Comments


bottom of page