top of page
  • 執筆者の写真: 吉田真理
    吉田真理
  • 2021年6月5日

教室では、台本(テキスト、原稿)を小分けに細かく練習していき、最終的に朗読会風に全員の前で「通し」ていただきます。そして、良ければ一作品終了。完了したことになります。

「通し」の際は、その作品、その練習の集大成でもあるわけなので、ぜひとも朗読俳優・朗読女優になって、俳優女優として読んで頂きたいです!堂々と。

「通し」を、読まされている、間違えないように注意されないように読まなきゃ、とビクビクしながら?読むと、やはりそれは伝わってきますし、朗読も小さくなってしまいます。

ぜひとも「舞台上の人間、舞台の側の人間」として、魅せて頂きたいな♪と思います。

「読んでる」というより、お客さまに聞かせている、楽しませている、楽しい時間を共有しましょう、と向かってきてほしいのです。

ま、そのためにはたくさんの「読み込み」が必要ですが…。

がんばってください❗️❗️

  • 執筆者の写真: 吉田真理
    吉田真理
  • 2021年5月27日

過去に大成功をおさめた?自信のある作品にもう一度チャレンジしようと思い読んでみたら、酷くがっかりしたことがあります。少しお浚いすればできるだろう…、というのは間違えでした。

話はそれますが「マラソンレース」も、一つレースが終わったらまたゼロから練習しなおす…とか聞いたことがあります。

朗読も同じで、私は

①棒読みでいいから、声を太く大きく出す練習をたくさんします。ポイントは上手く読もうとカッコつけないこと!過去に一度演っていても棒読みで、棒読みでストレートまっすぐに声を出すがポイントです。もちろん立って声出し。また時々は、仰向けになって読むこともあります。脱力効果があります。

②↑↑これを沢山行ってしっかり声を作ってから、表現に取り掛かります。


本当に声をしっかり太く作っていくことは一番大事で、私たちは年を取りますから、年取ると知らず知らず声とか、パワー、朗読のスケールが小さくなっていくんです。気づかないうちに。


また、本番で座って読むことを予定しているのであれば、普段の練習は立って読む。おおきく、おおきく作ってから、余計な部分をそぎ落とし、かたち作っていきます。

座って読むのに、座って練習してたら、60%しかなりません。120%の力で練習して、はじめて100%ぐらいになります。

  • 執筆者の写真: 吉田真理
    吉田真理
  • 2021年4月19日

女性は年齢を重ねるにしたがい声が低くなり、男性は高くなる傾向にあるといわれています。

それは「声帯」の衰えが原因です。

「声帯」は筋肉なので、残念ながら年とともにその筋力は低下していきます。その機能、「うるおい」も数年前と比べてみると違いを感じることがあるかもしれません。

70代にさしかかると個人差はあれ、声幅も狭まってくるそうです。


…こう書いていきますと、イヤなことばかりですが、、、(^^;

でも実は、そうでもないんですね!

訓練しだいで声は変わってきます。

低音での朗読はとても味わいがあります。

女性の低い声での読みは、本当に深くていいなぁと感じることがよくあります。

ですから、あぁ〜声が低くなったーと、嘆くのではなく、低い声を深めていきましょう。


年齢と共に素敵な朗読をしていくために

自然の変化は受け入れつつも、以下の事を意識して努力してみましょう!

そうしますと

極端に声が落ち込んでいく

声幅が狭くなる→朗読が暗くなる

ことを防いでくれます。特に女性の場合は

文章を読んでいて、次の段落にきたら、上に上げて読みましょう!

読み出し、出だしは、意識して高くする!です。先ほども書きましたように、声が知らず知らずのうちに低くなっていきます。本人は高く出したつもりでも中音だったりなんですね。

私自身も、え?こんなに高く出すの?と感じることがありますが、録音して聞いてみますと、高すぎるぐらいで、ちょうどいい感じです。

なので、常に高く出す意識をします。

また、徐々に低音傾向になったとしても、基本の腹式発声をますます意識していきます。

すると、深みのある低音が実現できます。

高音を意識プラス深みのある低音を作っていきましょう!

© 2019吉田真理

bottom of page