- 吉田真理
- 2021年6月28日
絵本を見せての読み聞かせではなく、絵本を朗読する場合 ー絵は見せずに、原稿を起こしてそれを朗読する場合 ーは少し注意が必要ですね。
時間の経過、場所の変化、気持ちの変化などの描写は、読み聞かせですと、絵がありますから聞き手側は「絵」に助けられて理解できます。
また、絵本なので、そう口説くどした文体にせずとも絵が語ってくれます。
しかし朗読ではそうはいきませんから、やはりそこは(口説くどしていない、絵がメインの絵本を朗読する場合など特に)
「間」をしっかりとって聞き手に言外に示したり、調子をしっかり変えることにより変化を感じとってもらうことが必要です。
季節のうつり変わりも絵本ですと
たとえば「満開の桜」から「大海原」へ、絵が表現してくれます。(もちろん!読みも大切ですが)
朗読は絵がない分、間、転調などで表現をつけ足す、ちょっとした工夫が必要です。
- 吉田真理
- 2021年6月28日
今日はいつもの会場が取れなかったこともあり、和室での練習でした。
和室で行う良いところは、呼吸発声が楽にできることです。
みんな寝っ転がるのは大好きですよね(^^)
仰向けに寝て呼吸発声することにより
→脱力できる、仰向けになると腹式呼吸が容易にできる、お腹や脇腹、背中、腰のあたりに空気が入るような感覚、盛りあがる感じが容易に体感できる(実際お腹に空気は入りません。横隔膜の動きを体感できる)
等々の利点があります。
また、少し疲労を感じたり、身体に力が入っているなと感じた時など、積極的に寝転ぶことで脱力、リセットができます。
仰向けの方が声も出しやすいはずです。
ご自宅での練習では、人は見ていませんから、ゴロゴロしても大丈夫!ゴロゴロしながらの練習はお勧めです!
脱力できる、力まない、お腹や背中に空気感を感じる、声が出しやすい
その感覚を立って読んでもキープできるように、もっていきましょう。
- 吉田真理
- 2021年6月5日
教室では、台本(テキスト、原稿)を小分けに細かく練習していき、最終的に朗読会風に全員の前で「通し」ていただきます。そして、良ければ一作品終了。完了したことになります。
「通し」の際は、その作品、その練習の集大成でもあるわけなので、ぜひとも朗読俳優・朗読女優になって、俳優女優として読んで頂きたいです!堂々と。
「通し」を、読まされている、間違えないように注意されないように読まなきゃ、とビクビクしながら?読むと、やはりそれは伝わってきますし、朗読も小さくなってしまいます。
ぜひとも「舞台上の人間、舞台の側の人間」として、魅せて頂きたいな♪と思います。
「読んでる」というより、お客さまに聞かせている、楽しませている、楽しい時間を共有しましょう、と向かってきてほしいのです。
ま、そのためにはたくさんの「読み込み」が必要ですが…。
がんばってください❗️❗️