こんばんは☆★
朗読家・朗読講師の吉田真理です。
今日は、ゆっくり読むためには...です!
練習のとき、ときどき、これは早口言葉かぁ~~~ッ!!💢
とツッコミを入れたくなる朗読に出会うことがあります(>_<)
実はそのような方は本当に早口言葉が上手い!!!(^^;
でも、朗読は、ゆっくり読めるようになりたいですよね。
指導されていらっしゃる方は、もっとゆっくり読んで!
と注意しますが、なかなか直りません(^^;
ゆっくり読むためには...
①録音を聞いてみて、ご自身が、本当に早く読んでいる!と気づくことが一番です。客観的に自分の声を聞くことで、気づき、直ることがあります
②小さなお子さん、または、お耳のご不自由な方に読んでお聞かせしているつもりで、朗読する
早読みの方は、字を追うことに集中してしまっています。なので、常に対象がいて、相手に向かって語っている、話しかけている 意識で読んでみてください!
③今、まさに出した自分の声を自身の耳で意識して聞き、聞きながら理解し、つぎにまた声を出す...
声を出す➡自分の耳で聞く➡理解する➡声を出す➡.....
というふうにこのサイクルを続けていくと、ゆっくりになります。
④風景を想像しながら読む
⑤句読点ではしっかり休む!
試してみてくださいね(^^)
こんにちは!
朗読家・朗読講師の吉田真理です(^^)
今日は⬆年齢とともに変化する読み方。
歳を重ねていくと
味わいが出てくる
味がある
落ちついた読みになる...等々
良いことがいっぱいくっついてきますよね‼
和服での朗読が似合ったり、なんか本当に
朗 読 家❗❗
という感じが、漂います(* ̄∇ ̄*)
朗読をする人にとって、年齢は味方。
歳をとるのが楽しくなります...
よね?! (^^;
さて、ここで、注意すること!
今回は加齢による声帯の変化ではなく、表現に関してです。
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⬅山読み
ーーーーーーーー⬅平板
________⬅谷読み
歳を重ねていくと、表現の上では、なぜか
谷読み
が多くなります。
ふっと、ちからを抜いて力を落として、下手(したて)に読む。
上から出る山読みよりも
下からでる谷読み
の方がラクなのです。
だから注意しましょう!
立てて読むところは基本、山読みします。
谷読み-下に立てないでください。
谷読みが多くなると、全体的に抑制をきかせた、くらい印象の読みになりますし、声が届きにくい。
歳を重ねても、しっかり体力つけて、山読みがんばりましょう!
呼吸?
声量?
表現?
いろいろありますね。
声量も必要です!小さかったら何にも聞こえませんから。
表現?...確かに。棒読みでは困りますからね。
しかしながら、数ある大切ななかで最も大切、重要なことは、一音いちおん、はっきり聞こえる!
ということです。
「あ」が、あ
「い」が、い
「う」が、う
にきちんと聞こえる!ということです。
派手な表現、声量に比べたら地味かもしれませんが、日本語は音の繋がりで単語ができていますから。
一音いちおん、ちゃんと、聞こえるというのが重要です。
回る、まわる、【まーる】にならないこと
一日、いちにち、【いちんち】にならないこと...が大切です。