- 吉田真理
- 2019年9月10日
今日もむし暑いですね💦
(火) の会員さんが、品川区の地域の秋のイベントに朗読で参加!!
...大きな朗読会や公演でなくとも、たとえば、お友だちにちょっと読んでお聞かせするとか、ご近所や地域のみなさんに読んで差し上げる、そんな草の根的な朗読活動をみなさんが積極的にされているのを拝見して(ほかの曜日や教室でもたくさんあります) 私はとっても嬉しいです。こうやって、朗読する人、朗読聞く人たちが増えていったらいいなぁ、と思っています。
さて本日の朗読。
①現代もの/落語作品から
2作品練習しました。発表用です。
もう出来上がっていらっしゃいました!
練習中は録音し、後で聞き返しながらまた練習されているのですが、なんと!三年前の録音を探しておさらいしたそうです!
素晴らしい☆.*゚
②現代もの
こちらは、秋の作品です。
昨日、てにをは のことを書きましたが、こちらの読み手さんは、それらがはっきりしていてとっても聞きやすかったです。滑舌も良かったですし、お声も響いてました!
③「形」
短い作品とはいえ、非常に重厚に読んでいきたい作品です。
今日は通し読み。良かったです!!
力強く声の圧で、読み進めていただきました。ありがとうございました!
発声のときの声量も圧倒するようでした。
④エッセイ
御自身との出会いや触れあいや出来事を通して知った物語、書簡など、ご紹介していただきながら読んでいきました。
出会いというものは大切です。
人生を豊かにしてくれますし、そして何よりも「声で表現する術(すべ)」を知っている私たちはしあわせだと思いました。
ありがとうございました!
ひとことコラム
今日は昨日の続き、駄目な「てにをは」の例でしたね。
「~を」
をは、以前はwoと発音していましたが、今はふつうの 「お」o とほとんど同じ音です。
~を の前の単語の終わりが お もしくは「お」の段の場合は特に注意します。
かつお(鰹) を 買う。
かつおの お と次の を がくっついてしまわないように注意します。
くっつくと、
か つ おー 買う。 に聞こえてしまいます。
同じく
団子を食べる。も だんごー食べる。に聞こえます。
を の前が おこそとのほもよろ(を) が来ていたら
意識的に を をはっきり発することです。
今日はひとまず、ここまで!
弘前のおみやげ 「太宰治生誕110年記念展」
ありがとうございました!

- 吉田真理
- 2019年9月9日
こんばんは!
関東、23区も台風、すごかったですね。
皆さまは大丈夫でしたでしょうか。
今朝06:30に、本日の午前コースの中止を決めました。
台風が去っても、まだ激しい雨、風が残る可能性がありましたので...
結果、中止になり、午後の振替ができなかったみなさまには、ご迷惑をおかけいたしました。ぜひ、後日にはお振替を!
次回、よろしくお願いいたします。
本日の午後コースの朗読
宮沢賢治「ざしきぼっこのはなし」ほか。
朗読歴五ヶ月程のみなさんですが、確実に上手くなっていらっしゃいます!
今日の良かった点
・朗読の音程が安定してきました
・(間違えないように慎重に字を追い、読みつつも) 音程の安定や抑揚をつけ、楽しく読まれています。「」会話文にも工夫が感じられます
もう少しのところ
・高低イントネーションは良くできていらっしゃるのですが、語尾全体を下げ過ぎている部分がありますね(^^)
少し上げぎみ⤴にすると、朗読全体の印象が明るくなります
・いつも始めに行っている呼吸発声。これを読みにもしっかり応用できるといいかなと思います!
がんばってください(^^) ♪
どなたかが通し読み終えると、必ず拍手がおこる。
内容を聞きながら、感心したり頷いたり、笑ったり(*^^*)
とっても明るく和気あいあいとしたサークルです!
また、次回もよろしくお願いいたします!
ひとことコラム
助詞を大切に!
読んでいるとき、どうしても名詞や動詞ばかりに目が行きがちになります。
名詞、動詞ばかりを重要視しがちです。
そして、「てにをは」といわれているもの、助詞を、何となく「オマケ」のように読んでいるのを時々聞くことがあります。
確かに名詞、動詞は文章の主役であり中心であり、非常に大切です。しかし、その名詞動詞を生かすも殺すも助詞しだいなんです!
~て
~で
~に
~を
~は
~が
これらを控えめにしかし美しく読むことで、そのほかのことばが引き立ちますし、朗読全体が綺麗にしまって聞こえます。
ご自身の朗読を録音して、助詞がはっきり聞こえているか(はっきりクッキリ出過ぎでもだめ)、美しく聞こえているか、確認してみてください。
次回は、駄目な助詞の聞こえ方についてお伝えします。
- 吉田真理
- 2019年9月4日
・・・shock‼ バスに揺られながら、ほぼ書き終えたところで、消しちゃいました!
オーノー💦(/。\)(涙)
では、気を取り直して、本日の教室
今日は読売カルチャー川崎「絶対うまくなる朗読」
この講座名の通り、皆さま、上手くなっている~(*≧∀≦*) 本当に素直に嬉しいです❗❗
①②現代作品
秋を題材にした作品です。
秋のうつりゆく空もよう 雲のながれ 遠い山なみ 花の色 刻々とうつりゆく空の色合い...
秋の風景を題材にした作品は、非常に表現力が求められます。
今日は分読をしたのですが
表情豊かに(←朗読は無表情で読んでいては伝わりません)
ゆったり、ゆっくり、流れるように読まれていて、風景が目に浮かんできました。
読み手さんも風景のなかに身をおいて読まれていたのでしょう(^^)
すごく伝わってくるものがありました✨
よかったです!!ありがとうございました✨
③大きな蝙蝠傘 竹久夢二
お声もしっかり前に出ていて、豊かに表現していました。
少々あいだが開いてしまいましたが、大丈夫!!
朗読って、教室がない時でも、またはお休みしちゃっても、ちょっとずつ、ちょっとずつ、自習?!読んでいけば、身体に染み着いていくものなんです❗
よかったです。...そして、そろそろ時代物長編はいかがでしょうか?ご検討くださいませm(__)m
④現代作品
...これは、泣ける☆.*゚
号泣作品。かなり人気のある作品です。
私も大好きな作品です☆.*゚
彼女のなみだ、気持ちの揺らぎ、悲しみをほんの一瞬でも忘れさせてくれた出逢い。つかの間の華やいだ時間...
そして、最後にひとり、時間が止まったように立ちつくす。夜の帳がおりていく...
現在進行形で、すーっとおわっていく。。。
今日の読み手さんも主人公と同じぐらいの年なのかなぁ...(*^^*)
等身大で飾らず素のままに、主人公の思いを表現していたと思います☆.*゚
朗読って、表現力とか、説得力とか、なんとか力(りょく)とか技術云々も大事だけど、「感じたまま素直に読む」ことが先ず一番。
お声の大きさも無理なく力むことなく出ていて、良いです🎵
始められた当初とくらべて、本当に声も抑揚も色も、良くなっていますよ❗
この調子で、朗読のこと、たくさん好きになってくれたら嬉しいです。
⑤現代作品
声の出し方❗❗変わってきましたね。
よかったですよ❗
今日の調子で、次回もお願いいたします(←プレッシャー???)
⑥現代作品
最後に現代ものを回し読みしました。
大勢で分読するときは、あたかも、一人の人が全編読み通しているかのように聞こえるのがいいです(^^)
次は私ね!といって分断?しないで、自分の番じゃなくても一緒に気持ちを合わせて黙読して、前の人の息づかいに合わせて読んでいく➡そして、徐々に徐々に自分を前面に出して読む➡次の人もまた、今の人の読みを踏襲しつつ読んでいく...
ですかね💦
そのあたりが秀逸だった読み手さんもいらっしゃいました。
皆さま、おつかれさまでございましたm(__)m
(月)のクラスもそうなのですが、お仕事帰り、学校帰りの方々が多いクラス。疲れていらっしゃるのではとお察しいたしますが、一生懸命来ていただきまして、本当にありがとうございますm(__)m
ひとことコラム
朗読が上手くなっていく「タイミング」ってあるんです。
自分の取り組んでいる作品が、ちょっと行き詰まってしまった💧
ちょっと飽きた
どう表現したらいいかわからん
もちろん!行き詰まっていなくても、順調でもね。
(ふだん聞き慣れている) ほかの人の作品を読んでみちゃうことです!
自分の作品だと、どうしても、ちゃんと読まなきゃ!注意されないようにしなきゃ!
と、緊張しやすいですよね。
ところが、人のだと、何故だか気楽に♪自由に読めてしまうんですよ。無責任に!
(ちょっと今日はこの「無責任」という言葉が誤解を招いたかもしれません。申し訳ございませんでした)
しかしこの無責任という意味、決して悪い意味ではありません。良い意味なんです❗❗
責任ないから余計な力が抜けて、フッと、すらすらと悩まず読めてしまうんです。
なんか、読みのコツが掴めるというか、一っ飛びも二っ飛びも、なんか簡単に表現できてしまう。そんなことがあります。
息抜きにも、ほかの方の作品を読んでみるのも良いかと思います。

カナダのおみやげありがとうございます♪