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日曜日の楽しみの一つです。

絵草紙、草双紙……時代ものを朗読していると、そういう言葉にも出逢います。

…そうか!こういう感じの本だったのだな…


現代は、活字離れとか、本を読まないなどと言われることもありますが、当時の人々にとっては、「本」は娯楽、楽しみの一つだったのでしょう。


妓楼に本が持ち込まれると、女郎さん禿さんたちがこぞって本を手に取る姿が、何かとてもいいなぁと思いました。

前回、花魁「瀬川」が大富豪の盲(めしい)のお客に、「目で、艶やかな色合いを楽しむことができないなら、せめて本を読んで、声で楽しんでもらいましょう…」みたいなことを言って、朗読をしていました。声が綺麗で、浮ついていない、落ちつきがあって、一瞬でしたが、とても聞き入りました。

当時の本なので、文語体。ほんとにほんの一瞬でしたが、文語体の朗読、お手本を聞かせて頂いた感じでした。時代考証もしているでしょうから、読み方もこんな感じなんだな…、と。


そして、目の不自由な方に楽しんで頂くために、また目が不自由でなくても人に楽しんでもらう単純でシンプルな方法に「朗読」というものがそこにあるんだな……と感じました。



絵草紙(えぞうし)は、絵入り本を指す言葉で、草双紙(くさぞうし)はその種類の一つ。

【絵草紙】

  • 江戸時代に出版された絵入りの娯楽本で、絵本とも呼ばれた

  • 児童向けの赤本から大人向けの黄表紙まであり、表紙の色と内容によって分類された

  • 毎丁に挿絵を配し、余白を平仮名書きの本文で埋めるのが特徴

  • 画文併存の形態は、現代の漫画に比せられることもある

【草双紙】

  • 絵草紙(えぞうし)の一種で、赤本・黒本・青本・黄表紙・合巻(ごうかん)の総称

  • 狭義には合巻をいう

  • 名称の由来には諸説があるが、「双紙」に本格的でない意の接頭語「くさ」がついたものと思われる

  • 寛政の改革によって風刺が取締られると、後期黄表紙には教訓物、かたき討ち物などの物語性の強いものが多くなり、風刺や諧謔が消えた

江戸時代には、学術書や宗教書を出版する書物屋(物屋)と、浮世絵や草双紙などの絵入り本を出版・販売する絵草紙屋(えぞうしや)の2種類の本屋がありました。

  • 執筆者の写真: 吉田真理
    吉田真理
  • 2月18日

昨日02/17(月)は外反母趾術後の2度目の外来でした。経過は順調!なのでもう普通に歩いて良いとのこと!やったぁ良かったぁ〜。。。ε-(´∀`;)ホッ

…しかし、歩き方忘れた( ̄▽ ̄;)

去年の12/11以来、まともに歩いていない。

普通に歩こうと思っても、なんかどうしても左足をかばってしまいます。

…でもね ^_−☆ 制限されていた事が解除されるということは、本当に嬉しい(^^)

徐々に焦らずゆっくりいこう♡


ところで、執刀してくださった先生が、この3月で退官との事。関連病院の(整形外科のセンター長を兼ねた)院長に就任なさるそうで、ご挨拶のお手紙を頂きました。医師国家試験に合格して40年、今の大学病院で医師としての仕事をされてきた……。

40年間居た場所を去るのは、本当に、色々な想いがあるのだろうなぁ……

私は、ただの多勢の患者の一人に過ぎませんが、何かとっても感情移入してしまいます。

入院中は、「先生がいる間に手術できてラッキーでしたね!」と何度もいろんなスタッフさんに言われました。

次の外来は(…まだ外来あるんですょ!)違う先生で(一応入院中の「主治医」でしたが、退院日に一度お目にかかっただけ(^^; )

4月なので、目の前の先生にしっかりお礼とご挨拶をしてきました。


ありがとうございましたm(__)m

教室で皆さまにお会いする度、必ず皆さま、足のことを心配してお声掛けくださいます。

本当にありがとうございます😭😭😭✨️

皆さまに心配して頂き、何か申し訳ないような、嬉しいような、有り難いような、…そんな感じです🍀


ありがとうございますm(__)m


…ここ少し、過去に書いた記事から、朗読に有益そうなものを掘り起こして上げています!

最近入られた方々は、ご存じないかなと思い、上げてみました。参考になったら幸いです。



© 2019吉田真理

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