top of page

★☆過去の作品に再挑戦してみる!

  • 執筆者の写真: 吉田真理
    吉田真理
  • 2021年12月19日
  • 読了時間: 2分

ご存じのように、年齢を重ねていくと、女性は声が低くなる傾向にあり、男性は逆に高くなる傾向にあります。

そこで試しに、むか〜し読んだ作品に再度挑戦、読み返してみることをお勧めします。


10年前一生懸命練習したあの作品

5年前に発表会で読んだこの作品

丁度1年前に読んだ作品などなど…

色々発見があるはずです。


私は、10年前のある一生懸命頑張った作品を読み返してみて、当時の声と比べて今は、声がざらざらしている(良く言えばハスキーになった⁈)ことに気づきました。昔はもっと綺麗な声だったのに….。oஇ

また、5年前には出ていたはずの高音部が出ない、高い声が出ないという悲しい発見もしました。

…いずれも残念な気づき、発見ですが、ここで一つしっかりと、今の状態、力を確認しておくことは大切です。

そして、もしそれを悔しい、残念と思うなら、少しでも退化を遅らせるために、昔の作品を昔と同じように読めるように、練習することも大事です。

…もちろん(^^)朗読者によっては、昔はむかし、今はいまの読み、今は昔より円熟味が増しているはず!昔の読みは、追わない。

そういう考え方もあります。


朗読者それぞれですが、私としては

年齢を重ねることの良い面(円熟味、味わい深さ)プラス、若いころの新鮮なみずみずしい明るい朗読も保持し続けていきたいと考えています。


発見、気づき、これからの練習のために、過去作を訪ねてみてはいかがでしょうか。

最新記事

すべて表示
★☆翻訳もの→一番わかりやすいものを読みくらべてみる

外国の作品、あまり頻繁に朗読したことはありませんが、良い作品も沢山あります。 小泉八雲、O・ヘンリー、などの作品(ほかにも)、訳者がたくさんいますよね。 今手元にある本に飛びつくのではなく、どの訳が「朗読向き」か、吟味することが大切だと思います。...

 
 
 
★☆ 改めて、朗読は難しいなぁ、と思ったこと

先日、イタリア地方の昔話をある方が朗読(講座で、当方が受講生さんに提示)。 小鬼(こおに)が出てくるのだが、読み手は「こおに」と発音していても、聞き手は……「こおみ」?「こーに」って何?となる。 そうなっては、もうその後は頭に入らない。...

 
 
 

Comments


© 2019吉田真理

bottom of page