★☆調子を上げて読むことを心がける
- 吉田真理
- 2021年8月29日
- 読了時間: 2分
女性はホルモンの減少や加齢の影響で、声が低くなる傾向にあります。声を出していて、以前とは違った変化を感じとられている方も多いのではないでしょうか。
女性ホルモンが減少していくと、声帯がむくんで太くなります。そうすると、声が低くなっていくのです。
朗読や音読を聞いていると、読みがトーンダウンしていき、全体的になんとなく暗い感じの朗読になっていってしまうのに出会うことがあります。
実は自分自身の朗読も、録音して聞いてみると以前に比べ、低くひくくなっているなぁ…と気づかされたります。
声が低くなった、高い声が出にくくなっただけでなく、抑揚も下に下に下がっていき、しっかり息を入れてテンション上げて読むことが困難になっている。息を入れて横隔膜を下げてしっかり遠くに声を出す体力がなくなってきている。自身も含めて、そう感じることが多々あります。早急に対策を講じましょう。
対策として…
・いきなり読み始めるのではなく、ウォーミングアップ、つまり呼吸発声練習をしてから読む。
・練習はなるべく立っておこなう。
座っているより立った方が、高低幅のある良い声が出ます。
・抑揚は、下に下につけないで、意識して上にうえに明るくつける。
・段落の部分、時間の経過、場所の変化など、の部分は調子を変えて、上から出て読む。
です。是非、皆さま試してみてください!
Comments