★☆朝から、朗読とは… •́ω•̀)
- 吉田真理
- 2023年4月15日
- 読了時間: 2分
今朝の食卓で、夫がふいに「斎藤工」っていう俳優さん知ってる?と聞くので、知ってるよ、と答えた。若い、イケメンの俳優さんである。
どうやら、斎藤工さんのラジオ番組で、彼が
朗読をしていて、それを聞いたらしい。
夫曰く、「棒読み」だったらしい。
しかし夫のいう「棒読み」とは、悪い意味ではなく、「内容がスっスっと入ってきた」そうだ。
……うーん、それは棒読みではなく「淡々と」読んでいるということではないのか??(棒読みも淡々も若干共通するところはあるが)
夫曰く、「朗読はお芝居と違うから、棒読み
(淡々!だろ!!)でいいと思う。芝居がかった読み方をしたら、朗読じゃなくなっちゃうし、押しつけられてる感じがするもの…」
朝イチから「朗読談義はやめてほしい」と正直思ったが、確かに一理ある。そうである。
うん、確かにそうだね
でも棒読みだとなんかつまんなくない?
いや、内容が入ってくる。
朗読は、棒読みでいいんじゃないかな?
じゃあ私の読み方はだめなの?
いや、あれはあれで、いい……
棒読みだけだと、つまんないよ。お客さんは逃げていく。(だから、朗読は眠くなる一因でもある)
棒読みじゃなくて、「淡々と読む」という方が合ってるよ。あとは、題材にもよるね…
と言って話題を変えた。
「朗読の定義」って本当に難しい。
でも、私自身と、私の教室に通ってくださっている皆さまには、いつもきちんとブレずに
題材による、時代物は比較的淡々と
淡々ななかにも、立てるところ、山あり谷ありの朗読をしていく等々
聞き手をどう惹きつけていくか
お伝えしていますが
俳優さんや声を仕事にしている方でも、いざ「朗読」となると、目の前のストーリーをどう読んだらいいのか、迷ってしまい?そのさじ加減は難しいのかも。。。
俳優さんの仕事、お芝居の延長で読まれる方もいれば、ただひたすら「読む」ことだけに意識を集中されている方もいて。。。
な~んて、エラそうなことを言いましたが、そのあたりが、朗読の難しさであり、ハマってしまうところでもあるのかもしれません。
あ~、またどっかで読みたいなあ……
と思った朝でした。
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