★☆朗読の立居振る舞い①
- 吉田真理
- 2021年3月28日
- 読了時間: 2分
朗読会、朗読公演ができなくなり、練習の機会がなくなってきたので、最近では普段の練習から「読み姿」「立ち方」の確認練習を取り入れています。
立って読むとき
まっすぐに立ちます。身体の真ん中の線と台本の真ん中の線が重なるように全て左右対称になるよう姿勢を作ります。姿見があれば良いのですが、無い場合、自分で自分の姿は確認できないので、第三者、周りの人に確認してもらいましょう。
台本の持ち方、頁のめくり方も大切です。台本は動かさず固定して持ちます。一方の手で外側を支え、もう一方の手でめくっていきます。
台本を動かしていかにもペラペラめくっている様を朗読会で見かけたことがありますが、非常にきたないです!ここではうまく説明できないので、鏡で確認しながら頁のめくり方を研究してみましょう。
座って読むとき
浅く腰掛け、お腹・背中が使えるように姿勢をまっすぐにします。重要なのは浅く腰掛けることですね。座って読むから楽ちん、ということはありません。座っていても身体がまっすぐになるようにしっかり身体を支えなくてはいけません。
座って長編を読まれるときはどうしても腕が疲れてきてしまいますよね。そのようなときは譜面台を使用するのも一つの手です。
番外編①
後で聞くと「無意識にやってましたー💦」と返されるのですが、最近、斜め45度に身体を傾けて読まれているのを見ることがあります。
これは…
意外と、結構カッコいいです❗️
身体が斜めなので、台本も右よりまたは左より構えて持っています。
「斜め45度」の姿勢を最後までしっかりキープできるならOKだと思います!
番外編②
ここまで書いて(読んでみて)
じゃあ、腰や足や身体にトラブルや支障を抱えていて、どうしても身体が傾いてしまう、正しいまっすぐな姿勢が辛い場合はどうしたらいいですか?という疑問が浮かんできます。
そのような場合、無理は絶対しないことです。過去の怪我や手術、治療などで難しい場合は絶対に無理せず、まず自分の心地よい、読みやすい姿勢で読んでみます。
いまの姿勢で堂々と読んで頂いて大丈夫です!
自信を持って読みましょう。
朗読のためだけでなく、日ごろから意識して身体を鍛える、身体を動かす、自分の身体の癖を知ることは重要ですね。
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