★☆感情をたっぷりと入れて朗読する良い点、残念な点
- 吉田真理
- 2023年2月26日
- 読了時間: 2分
感情を(たっぷり)入れて読む、良い点
📖読み手サイドとして
・表現したい気持ちや思いが叶う
・表現できる喜び、楽しい
・感情移入の難しさを克服している
・(表現が苦手な方が多いなか)上手い、器用
・自在に言葉や情景を操れる
・上級者
📖聞き手サイドとして
・わかりやすい
・情景が手に取るようにわかる
・ゆっくりで聞きやすい
・登場人物、風景が見えるよう
…反対に残念な点
📖読み手サイドとして
・感情移入をし過ぎると、表現ばかりに気持ちがいってしまう。よって全体が見えにくく、滑舌や声がおろそかになってしまう。近視眼的になる
・感情を入れこむので、朗読の速さが、ゆっくり過ぎてしまう可能性がある
・長文の場合、中弛みが生じる可能性も
📖聞き手サイドとして
・若干せっかちな聞き手の場合、早く先が聞きたいと感じる
・(感情を入れていくと、朗読自体がゆっくりの傾向にあるので)少し前の内容を忘れてしまう
補足
……などが挙げられます。
感情移入をしてそれを表現できる読み手は、本当に器用で上手い!なかなか苦労している読み手からすると、本当に羨ましいかぎりです!
しかしながら、両刃の剣とでもいいましょうか、
上記のような危険!を孕んでいることも。
そのあたりのさじ加減というのも難しいところですが、題材によって、シーンによって、コントロールできるといいですね。
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