top of page

★☆加齢により発音しにくくなる音

  • 執筆者の写真: 吉田真理
    吉田真理
  • 2020年10月29日
  • 読了時間: 1分

ナ行とラ行です


ただし、全ての方がこれに当てはまるわけではありません!

また、医学的に証明されたものでもありません。


しかしながら教室などで数多くの皆さまの発音をお聞きしていますと、ナ行とラ行がほかの音に比べて非常に弱いと感じます。


ナ行は舌先をしっかりと上顎の部分に押しつける。押しつけ方が弱いとあいまいになり、何を言っているのかわからない。「ナニヌネノ」がアイウエオに近く聞こえてきます。


ラ行も同様に、しっかりと上顎に押しつけます。英語のエル、Lの音になるように。

押しつけ方が弱いと、アールRの音に近づいていき、呂律の回っていないように聞こえます。


舌も筋肉です。歳を重ねるとだんだん筋肉が衰え力が弱くなります。舌先をグッと上に押しつけられるように訓練していきましょう。



最新記事

すべて表示
★☆翻訳もの→一番わかりやすいものを読みくらべてみる

外国の作品、あまり頻繁に朗読したことはありませんが、良い作品も沢山あります。 小泉八雲、O・ヘンリー、などの作品(ほかにも)、訳者がたくさんいますよね。 今手元にある本に飛びつくのではなく、どの訳が「朗読向き」か、吟味することが大切だと思います。...

 
 
 
★☆ 改めて、朗読は難しいなぁ、と思ったこと

先日、イタリア地方の昔話をある方が朗読(講座で、当方が受講生さんに提示)。 小鬼(こおに)が出てくるのだが、読み手は「こおに」と発音していても、聞き手は……「こおみ」?「こーに」って何?となる。 そうなっては、もうその後は頭に入らない。...

 
 
 

Comments


© 2019吉田真理

bottom of page