朗読者としての反省など・・・
私は結婚してから、「もう一度学びたい!」と、通信制大学で社会学部社会福祉学科に入学し、京都の大学でしたが(当時、京都で通信、社会福祉といえばあそこの大学f^_^; ですが)
四年でちゃんと(!)卒業いたしました。
体育の単位を取りに、京都まで新幹線通学しました(*^^*)・・・
しかし、もう何十年も前のこと、介護保険制度ができる前です。
その後、区内の社協にて、「朗読ボランティア講座、マナーと心構え」等の講座を担当させて頂き、自らも、デイサービスや認知症をお抱えの方々のグループホーム、埼玉県内のデイサービス等で朗読ボランティアを経験してきました。
さて、ここからは、朗読者目線で…
・やはり、いくら、たくさんたくさん練習しても、練習した6割程度しか力が出せません!
実感しました。
これは、ボランティアだからとかではなく、発表会や公演でもいえること。(6割か、7割か8割かは人によって違うでしょう)
だからそれを見越して、たっくさん、しっかり練習すべき。よく、「オリンピックには魔物がいる」とか「甲子園には魔物が〜」と言われますが、オリンピックや甲子園と比べるのは恐縮ですが、やはり、本番を前にすると、全てを持ってかれます!残るは、頼みの綱は、日ごろの練習がどれだけ血や肉になっているかなんです。
・朗読ボランティアは、ボランティアだからといって誰でもできるわけではなく、専門性の高いボランティアです。
目の前のお客さま(利用者さまや職員さん)に楽しんでいただくことが第一なので、ふだんのレッスンや練習や発表会とは意味合いや意義が異なります。ですので、根底にプロ意識がないといけません。
ぜひ、プロ意識を!
・やっぱり録音は大切。
プロ意識…、といっても、練習を重ねたとしても、やはりヒヤリとしたミスはつきもの。そんな時は、やっぱり録音が役立ちます。日ごろレッスンで「録音してください!」とお伝えしていますが…。
実はあとで聞いてみたら、そんなにすごい失敗ではなかった。思ったほど悪い出来ではなかった、とホッとすることもあり、振り返りに役立ちます。
・失敗したと落ち込んで帰ってきたとしても、録音聞いてみたら、安心した( ´ ` ) 悪くなかった。
・本番では緊張、動揺してしまっていたが、録音聞いてみたら全くそう聞こえていなかった→声に緊張や動揺の色は感じられなかった→OK!
と、今後のためにもなります。ぜひ、録音を活用したいものです。
・たとえ失敗?したとしても気持ちは前向きに、何も無かったがごとく読み進めましょう!人によっては、ちょっと読み間違えると、動揺し軌道修正が難しい、または、ガックリしてしまい、その後の読みがガタガタになってしまうケースがあります。
…ほら!ちょうどフィギュアスケートで、選手の皆さん、転倒したとしても、やはり前のみ向いて進んでいくでしょう。で、大逆転することもある。
そのように、ショー マスト ゴー オン 〈一旦始めたら、最後までショーを演じきりましょう〉で行きます。
……長くなりましたが、一旦ここまで。
これは、自分自身の覚え書きとしても、記しています。
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