★☆一つの作品を完成させる
- 吉田真理
- 2020年9月22日
- 読了時間: 2分
…ためにしている私の練習方法です。
・初期の練習では、すべて通して読む必要はない・
なが〜い文章を最初から終わりまで通すのではなく、ある程度の固まりに分けて、小分けにしたら、そこを徹底的に練習します。もちろん録音→再生(原稿は見ないで耳だけで確認) は必須。再生して聞いたとき違和感があれば、ちがう読み方表現方法で練習。
それらを繰り返して、最後まで練習する。
・たくさん実験したら、あとは固めていく・
いろいろな読み方を試してみて、この読み方、こんな感じでいこう!と決めたら、それを固めていく。大雨、嵐や槍が頭の上に降ってきても動じず、その読み方で固めていきます。
よく、ヒトは感情の生き物、体調も日々ちがう。読みも日々ちがって当然。
という考えの方がいますが、確かにそれは自然なことかもしれません。しかし人前で読むときは、それらを超越したところで読んでいただきたいと考えています。
・固まったら安定させていく・
あとは何度もなんども、読み込むのみです!
ここまで書くと、…そんなにたくさんできないよー、という声が聞こえてきそうです。
確かに私たちは、朗読だけをやっているわけではないですから!毎日のくらし、生活、仕事や雑事などいろいろ抱えています。
忙しい。暇ではありません!
上記のやり方は、すぐに短時間にいっぺんにできるものではありません。エネルギーが要ります。時間がかかります。
そこで、毎日じゃなくとも一日おき、2日おきでも、スキマ時間を見つけてでも大丈夫です。3日空けてしまうと身体が忘れてしまうかもしれませんが(^^;
ちょっとだけがんばって時間を作ってみてください。そして忘れずにコツコツと行ってみてください。きっとできます。
それからこの方法は、絶対!ではありません。胸をはってお薦めはいたしますが、やはり人それぞれ、朗読者の数だけ練習の方法はあると思います。
できそうなこと、納得いくものがあれば、ご自身のやり方にプラス+して、使ってみてください。
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