★☆ゆっくりと読むために
- 吉田真理
- 2020年10月29日
- 読了時間: 2分
今日は品川朗読研究会(水)コースの日でした。
(水)コースに通われているAさんは始められた当初、読み方がとても早く、何度もなんども「ゆっくり読みましょう!!」とお伝えしてきましたが、どうしても読みが走ってしまっていました。
しかし、ここへ来てかなりゆっくりになり、一音いちおん、しっかり言葉が立って、キレイにクリアに聞こえるようになってきました!(^^)
ご本人の努力、素晴らしいです!
さて、なぜゆっくり読まなくてはいけないのでしょう?
ゆっくりと読んだ方が良い理由があります。
ゆっくり読むメリット
発音が綺麗に聞こえる
聞き手が、物語の世界に入りやすい、想像しやすい、内容をはっきり記憶していられる
聞き手と、物語の世界を共有できる
などが挙げられます。
しかしながら、頭では理解していても、ゆっくり読むのが難しいと感じられる朗読者も多いと思います。
ゆっくり読むための練習方法
・読んだ、声を出したそばから、発した自分の声を聞き、そして内容を理解する。そうしたら次の言葉を発する。その繰り返し。
実は、早い方は、字だけを追ってしまい内容が頭に入ってきていないことが、往々にしてあります。
内容を理解し想像しながら読んでみましょう
・一文の文章に、わざと「、」読点をたくさんつけます。ブツ切り状態でいいので、休みやすみ読んでみましょう。するとだんだんゆっくり読めるようになります
・録音して自分の声を再生してみましょう。
必ず目を瞑って聞いてください。
音と音がくっついて団子🍡のように聞こえることはないですか?
「心」→ここ ろ 「こ」がくっついて聞こえていませんか? 「こ こ ろ」と音と音の隙間を均等に発音します。
「第一の奇妙には」→「だい いち の奇妙には」が「だいちの奇妙には」になっていませんか?
…単語、言葉は、一音いちおん分解して正確に発音することで、徐々にゆっくり読むことができます
試してみてくださいね!
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