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執筆者の写真吉田真理

★☆聞く練習

「朗読を聞く練習」というのも大切と感じます。

行ってみると、結構入っていない場合が多い。

人の朗読を聞いたあと、内容や感想をお聞きすると…

「すみません、ちょっとボーッとしていました」

「一瞬、気が散り、あとわかんなくなりました…」

等々。


……ということは?朗読会、発表会、公演で行われる朗読も、実は内容がちんぷんかんぷんだったりする?????

拍手したり、良かったよ〜!って言ってても、実は、半分も理解していないことが多いのでは?


確かに!朗読は人を選ぶものかもしれません。

読み手は表現豊かに聞き手を惹きつけてやまない力

聞き手もそれに応えるべく、相応の【聞く力】、集中力が必要

なんと高尚な芸事なのでしょう!


私は、ふだんからお伝えしていますが、私は集中力がありません。

登場人物が3人より多く出てきたり、場所の移動、時間軸の移動、回想シーンなどが入ってくると、途端に分からなくなります。

でもそれでも今は少しは良くなりました。


聞き手は最低でも20分は集中して物語を追えるようになって頂きたい!

そして読み手は、それ以上に、聞き手を惹きつけてやまない40分は声の大きさ、テンポ、調子を崩さない朗読をお願いしたいです!

聞き手を飽きさせない、眠らせない朗読です。


朗読は一番初めは、自分主体でいいと思います。

自分の読みたいもの、自分のために読む、楽しむ、自分の演りたい表現…


でもその暁には、聞き手を楽しませる朗読、お客さん主体の朗読にも心を向けて頂いたらと思います。

なので選書も大切。ベテラン聞き手はもとより、初めてのお客さんにも楽しんで頂けるものを選ぶ(よく短いものを選びがちですが、短くても読みがよくなければつまんないですよね)。


これからは、更に、聞く練習→聞いてもらえるための読みの練習をたくさんしていきますね!



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