「朗読を聞く練習」というのも大切と感じます。
行ってみると、結構入っていない場合が多い。
人の朗読を聞いたあと、内容や感想をお聞きすると…
「すみません、ちょっとボーッとしていました」
「一瞬、気が散り、あとわかんなくなりました…」
等々。
……ということは?朗読会、発表会、公演で行われる朗読も、実は内容がちんぷんかんぷんだったりする?????
拍手したり、良かったよ〜!って言ってても、実は、半分も理解していないことが多いのでは?
確かに!朗読は人を選ぶものかもしれません。
読み手は表現豊かに聞き手を惹きつけてやまない力
聞き手もそれに応えるべく、相応の【聞く力】、集中力が必要
なんと高尚な芸事なのでしょう!
私は、ふだんからお伝えしていますが、私は集中力がありません。
登場人物が3人より多く出てきたり、場所の移動、時間軸の移動、回想シーンなどが入ってくると、途端に分からなくなります。
でもそれでも今は少しは良くなりました。
聞き手は最低でも20分は集中して物語を追えるようになって頂きたい!
そして読み手は、それ以上に、聞き手を惹きつけてやまない40分は声の大きさ、テンポ、調子を崩さない朗読をお願いしたいです!
聞き手を飽きさせない、眠らせない朗読です。
朗読は一番初めは、自分主体でいいと思います。
自分の読みたいもの、自分のために読む、楽しむ、自分の演りたい表現…
でもその暁には、聞き手を楽しませる朗読、お客さん主体の朗読にも心を向けて頂いたらと思います。
なので選書も大切。ベテラン聞き手はもとより、初めてのお客さんにも楽しんで頂けるものを選ぶ(よく短いものを選びがちですが、短くても読みがよくなければつまんないですよね)。
これからは、更に、聞く練習→聞いてもらえるための読みの練習をたくさんしていきますね!
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