★☆声と年齢
- 吉田真理
- 2021年4月19日
- 読了時間: 2分
女性は年齢を重ねるにしたがい声が低くなり、男性は高くなる傾向にあるといわれています。
それは「声帯」の衰えが原因です。
「声帯」は筋肉なので、残念ながら年とともにその筋力は低下していきます。その機能、「うるおい」も数年前と比べてみると違いを感じることがあるかもしれません。
70代にさしかかると個人差はあれ、声幅も狭まってくるそうです。
…こう書いていきますと、イヤなことばかりですが、、、(^^;
でも実は、そうでもないんですね!
訓練しだいで声は変わってきます。
低音での朗読はとても味わいがあります。
女性の低い声での読みは、本当に深くていいなぁと感じることがよくあります。
ですから、あぁ〜声が低くなったーと、嘆くのではなく、低い声を深めていきましょう。
年齢と共に素敵な朗読をしていくために
自然の変化は受け入れつつも、以下の事を意識して努力してみましょう!
そうしますと
極端に声が落ち込んでいく
声幅が狭くなる→朗読が暗くなる
ことを防いでくれます。特に女性の場合は
文章を読んでいて、次の段落にきたら、上に上げて読みましょう!
読み出し、出だしは、意識して高くする!です。先ほども書きましたように、声が知らず知らずのうちに低くなっていきます。本人は高く出したつもりでも中音だったりなんですね。
私自身も、え?こんなに高く出すの?と感じることがありますが、録音して聞いてみますと、高すぎるぐらいで、ちょうどいい感じです。
なので、常に高く出す意識をします。
また、徐々に低音傾向になったとしても、基本の腹式発声をますます意識していきます。
すると、深みのある低音が実現できます。
高音を意識プラス深みのある低音を作っていきましょう!
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