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なんのために読む?

  • 執筆者の写真: 吉田真理
    吉田真理
  • 2020年6月29日
  • 読了時間: 2分

楽しいから

好きだから

健康のため…

いろいろあるでしょう。

別に理由はない、理由付けする必要もない。

…のかもしれませんが、、、

本当に、なんのために読むのか?なんて、なんでも有り、十人十色です。


…私は、朗読で社会貢献ができたら素晴らしいと思っています。

例えばボランティア朗読。日々の生活のなかに、アクセント、スパイスとして、楽しい時間、聞き手の方々に非日常をお届けする。楽しい時間を共有する。日ごろの大変なことを一時でも忘れて笑ってもらう、楽しんでもらう。


社会派朗読。

例えば、戦争を語り伝える、原爆の恐ろしさ、核の恐怖、、、

その時季季節に、イベント的に語る読むのではなく、語り続ける読み続ける。いろんな場所で。

私は東日本大震災後に、公演や朗読会などでかなり、原発関連、水爆実験の話を読みました。

こういうのは、そのことを知らない人たちに興味を持ってもらう、知ってもらう、考えてもらうきっかけになります。


朗読が社会への橋渡し、ツールになってくれたらすごいことだと思います。


今日はよみうりカルチャーでのレッスンでしたが、そこで読まれた昔話は、本当にあぁいいなぁ〜と思いました。

朗読が上手い、上手に読めてる、滑舌が良い、声が前に出てるetc.とかのレベルではなく、それらを超えて


「朗読で社会貢献できる読み」


だと思いました。

エンターテインメント性のある、聞く人が喜んでくれる、聞いている人が幸せになれる読みだと思いました。


朗読をするなら、自分の趣味を越えて、社会に目を向け読んでほしいなと、そうなったら素晴らしいな♪と思います。


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